神奈川県神道青年会
にょたいおおかみ
女躰大神
~「おおめさま」と呼ばれ、女性の願いを叶える~
神様 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)
(建御名方神)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
お祭り日 8月第三土曜日、日曜日
場所 川崎市幸区幸町1-994
交通 JR川崎駅西口から徒歩3分
TEL 044-522-4607
FAX 044-511-8752
e-mail nyotaijinnjya@gmail.com
 いわれ 江戸時代の頃より南河原の「大女様」(おおめさま)として親しまれ、多摩川の鎮めの神様として崇敬されてきた。
社伝によれば多摩川と鶴見川に挟まれたこの地は、たびたび大大水に見舞われてきたが、ある年これまでにも無いような大洪水に遇い、田畑も水没し、村人たちの窮状に胸を痛めた一人の女性が、水中に身を投じ、水神の怒りを静めたといわれる。その後は水害も収まったので、村人たちは感謝し、ほこらをまつり遺徳を偲んだのが始まりとされている。
 まつり 大正までは10月18日と19日が例祭日でしたが人口の急増により子供の夏休みに合わせて8月に変更し、更に会社の休みに合わせて第3土・日曜日とした。当日は氏子15町内を神輿が巡行し、午後4時頃から「湯花式」の神事が始まり、夜に入って神楽が奏される。
 ご案内 悲嘆にくれる村人を救ったという故事にちなみ、女性の悩みを解決し、願いを叶えてくれる神様、安産の神様として信仰をうけている。
境内には樹齢二百年を数える大銀杏があり、黄葉が美しく、落葉時には境内一面が黄色一色に染まる。